ウィルス対策動線の家🏠
新型コロナウィルス、早く終息してほしいですね。
おととい9月10日、佐久圏域の感染警戒レベルは3から2に引き下がりました。
しかしこれからの季節、インフルエンザも流行してくると・・・、同時流行というさらなる課題が目の前に迫っています。今後も継続して外出自粛やマスク着用などの対策など毎日十分に気をつけて生活しないと・・・、ですね。元の生活に戻れるのはいつの日になるのやら・・・。新型コロナウイルスの流行が落ち着くことを祈るばかりです。
ふと気になったことがあります。
「ウイルス対策の観点で住宅を計画してほしい」、と要望を受けたことあったかなぁ?
ということです。
イシンホームでは、今回のコロナ禍のだいぶ前からウィルス&菌対策が標準仕様に盛り込まれていますが、私の知る限り、お施主様サイドからウイルス対策を住宅の計画に盛り込んでほしいと聞いたことは一度もありませんでした。今まではそれで良かったかもしれません。
多くの犠牲者を出している新型コロナウイルス。
これからの家づくりは、家族を守る”家の中のウイルス対策”も考えなければなりません。
この機会に、今まで建築業界ではあまり考えられていなかった家の中のウイルスに対する住宅のあり方をいっしょに考えていきませんか。
ウィルス対策動線?
ウイルスは家の中で発生するものではありません。
おそらくほとんどの場合は外から持ち込んできてしまうものです。
外から知らずに持ち帰ったものを何の対策もせず家族の居住スペースであるリビングに持ち込んでしまったら、感染拡大の第一歩となる可能性があるでしょう。
ですから、新築計画の間取りを考えるときは帰宅してからリビングに至るまでの動線計画をきちんとふまえて計画しなければなりません。
では、想像してみてください。
帰ってくると、まずは手を洗いうがいをします。その後、服を脱ぎ、場合によってはシャワーを浴びるでしょう。そして着替えをしてリビングへ行くというのが自然な流れのはずです。
つまり、玄関→洗面所→脱衣室→浴室→クローゼット→リビングという動線です。
その動線の途中に家族の居室スペースであるリビングが入らないように計画をすることが大事です。
帰宅者が清潔になった状態でリビングに入るのであれば、そこにウイルスはないので家庭内クラスターの発生する可能性は少なくなります。
ここからは、実際の間取りを使って解説いたします!
イシンホームでは、ウィルス対策動線に配慮した新しい間取りをVRとアニメを使って、わかりやすく解説した動画を作成いたしました。登場する間取りは、今人気の平屋住宅になります♪ 百聞は一見にしからず、百見は一考にしからず、・・・ですので、一度ご覧ください(^^)/
下記の画像をクリックいただくと、動画が再生できます☟
いかがでしたでしょうか?
新築に家の中のウイルス対策を盛り込むという発想は、断熱性や省エネルギー性と同じように、新築住宅の当たり前のテーマになっていくのかもしれません。
感染しないように防ぐだけではなく、感染しても自宅で療養する・療養している家族といっしょに生活できる、といった視点の住まいづくりも必要になっていきますね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます<(_ _)>